title:オヤジからのキラーパス

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Feeded by morning star
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新宿・歌舞伎町のキャバクラに勤める女性が、希望よりも髪を短く切られたと、美容室に600万円の損害賠償を求めていた控訴審で、東京高裁は約24万円の支払いを命じた1審判決を支持、美容室側の控訴を棄却したらしい。髪形が気に入らないだけで24万円かぁ。いくら容姿が稼ぎに直結するキャバクラ嬢とはいえ、ボッタクリ過ぎやしないかい。美容室に行って、希望通りの髪にならずに泣き寝入りしたことなど、誰にでも一度や二度はあるのではないだろうか。俺の場合はこうであった。

それは俺がまだ20代後半のころ。俺は年末の休暇で当時両親が住んでいた名古屋に帰省していた。大晦日の夕方。何もやることがなくて退屈していた俺は、新年を迎えるにあたって髪をさっぱりとしておくのもいいかと、ほんの気まぐれで美容室へと向かった(ああ、そうだよ。当時は俺も美容室なるところで髪を切っていたんだよ、それが何か? )。もちろん俺自身が一度も住んだことのない名古屋に行きつけの美容室などあろうはずもない。適当に近所の美容室に入った。ところが、だ。美容室は初詣のために髪を結ってもらう若い女性に占拠され、手一杯の様子。俺のところに連れてこられた美容師は明らかに見習いと思われる若い女性であった。いやぁ~な予感…。

彼女では、あれこれ細かい注文を出しても対応しきれないに違いない。俺は難しい注文をつけず、「この前、髪を切ってから1ヵ月半ほど経つんだけど、その間に伸びた分だけカットしてくれないかな」とだけ頼んだ。若い美容師見習いが、覚束ない手つきで髪を切り始める。切る。切る…。しばらくして鏡の中の自分を見て…、あんぐり!おいおい、これのどこが俺の1ヵ月半前の髪なんじゃいっ!ありえんだろう、この髪形は。トップとサイドのバランスが極端に悪い。明らかにトップを切りすぎている。はぁ…。「これ、上切り過ぎたよね…。仕方ないから、このトップの長さに合わせてほかをバランスよく仕上げてもらえる?」。この時点で俺は早くも、希望通りの髪形諦めている。せめて人に笑われないぐらいの髪にはしたい。そうしたささやかな願望があるだけだった。がっ!しばらくして仕上がったという髪は、今度は明らかにサイドを短くし過ぎ。おいおい、これじゃ刈り上げじゃん…!これでサイドに合わせてほかを切ってもらうと…、坊ちゃん刈りになりはしないかい。

頭に来て、最初にその見習いを俺に付けた店長と思しき美容師を呼びつける。彼の顔にも「あ、やっちゃったんだ…」という表情が浮かぶ。だからといって彼の腕をもってしても、短く切ってしまった髪を伸ばすことなどできるはずもない。「この刈り上げたようなサイドに合わせてほかを自然な長さに仕上げていくと、坊ちゃん刈りみたいにならない?」「ああ…、そうなりますね…」「どうするの、え?」「すみません…」。すみませんと言われてもねぇ。「仕方がない。もう、ばっさり切ってくれない。ただし、その彼女じゃなくて、アンタがね。言っとくけど丸坊主じゃダメだからね。その辺のところはアンタに任すから、とにかくヨロシクっ!」。というわけで丸坊主に比べると、トップと前髪あたりに少々ニュアンスのある髪形が出来上がった。こうして俺は、入る前と後でまったく別の髪形となって、その美容室を後にすることとなったのである。

以来20年近く、俺の髪形はそのときのままである。はじめは「また、すぐに伸ばして、いつもの店で前と同じように切ってもらおう」と思っていた。だが、髪が十分に伸びきる前の中途半端な状態がどうしても我慢できない。我慢できずに、切ってしまう。そのうちに、伸ばすことも諦めてしまい、今に至っている。あの大晦日の夜、今にして思えば、俺もあの美容室から24万円ぐらい分捕っておくのだった。

今、俺の髪は前髪のニュアンスを残すことに失敗して、丸坊主に近い感じになってしまっている。しかし、こればかりは自己責任。今では、自分で髪を切っている。




Feeded by morning star
【2006/08/25 15:23 】 Old Days | コメント(10) | トラックバック(0) |

あっはっはっは!
たった一度の失敗がその後20年近く尾を引いてしまったのですね><
お気の毒と思いつつも、つい笑ってしまう・・・。

でも、そこまでハッキリ美容師に言えるmorning starさんはかっこいいと思いました。自分のスタイルを確立してますよね?
私などは、切ってもらってから「!」と思うことはしばしばですが、ついはっきり言えず、「あ、いいと思います。ありがとうございますー(ひくひく)」と言ってしまう小心者です。
せいぜい「前髪、もう少し切ってもらえます?」くらいが精一杯・・・。

そもそも、私の周りの男性は一緒に美容院に誘ってもまったく取り合ってくれずに床屋に行くような人ばかりなので、その時点で既に、morning starさんのお洒落ぶりが伺えるというものですが・・・。

それにしても。
トップと前髪にニュアンスのある坊主狩り、というのが全くイメージできません。
お会いする日がますます楽しみになってきたッ・・・・・(゜ー゜)

Returned by しえすた #-|URL|
【2006/08/25 16:32】[ 編集 ]

しえすたさんへ

そこまではっきり美容師に言えるっておっしゃいますが、
あそこまでやられたら、しえすた嬢だって咆哮しますよ、きっと(笑)。
何せ、ロン毛までとは言わないけれど
長髪からいきなりほとんど坊主状態ですからね。
しえすたさんも気に入らないときははっきり文句を言って
24万円をGETしましょう!

美容室に通っていたのはほんの短い間です。
たまたまやってもらったところが
ちょっといい感じに仕上げてくれたもので数回通いました。
それで美容院ならどこでもそれなりにやってくれるものと
信じていたのが間違いでした。
名古屋での大晦日以降は、もっぱら近所の床屋さんに逆戻り。
さすがにこの髪で美容室に行く勇気はありません。
その後、引越しをして転居先で気に入ったように仕上げてくれる
床屋さんが見当たらず、程なく自分で切るように。
そして現在に至っています。

裾を6mm、トップを9mm、
トップから前髪へかけてゆるやかに長くなっていき
前髪が15mm程度というのが
髪を切るときのイメージなのですが、
先日失敗してしまいました。
はい、丸坊主とさして変わりません。
何よりも気になるのが、
髪を切るのに失敗したのに
回りの誰もが気づかないことです(笑)。
やっぱり単なる丸坊主と大きな差異はないのでしょうか(笑)。
こだわっているのは私だけかもしれません。

Returned by morning star #VizADBpE|URL|
【2006/08/25 17:28】[ 編集 ]

こだわりのある人は美容師さんを指名するのでしょうが
私には指名する勇気がなくてお店は決まっていますが
いつも初対面みたいな美容師さんにカットしてもらいます。

高校の修学旅行の直前にカットを大失敗され
修学旅行の集合写真は全部捨ててしまいました。
あの時ほど「訴えてやる!」と言う気持になったのは
初めてでした。
相手は笑った担任の先生かも・・・。

Returned by ともちゃん #-|URL|
【2006/08/25 19:01】[ 編集 ]

それ以来、ずっと同じ髪型。。。って言うのは、
それが、けっこう、お気に入り?ってことかも?
似合いの髪型に出会えたことを感謝するってのは、いかが?(笑)

男性は、女性ほど、髪形を気にしないんだろうな。。。
って思ってたのですが、
うちの夫も、同じような経験をして、それ以来十数年、床屋へは行っていません。自分で鏡を見ながら、ハサミで器用に切ってます。
男性も、けっこう、こだわりがあるんですね。。。

Returned by 百子 #42a.2Ue2|URL|
【2006/08/25 23:01】[ 編集 ]

ともちゃんへ

いつも同じ美容院へ行くのに
いつも初対面のような美容師さんをつけられるのも不思議ですね。
ひょっとしてともちゃん、
その美容院の若手の登龍門になっていないですか(笑)。

それにしても、その先生ひどいです。
今からでも遅くないから、600万円満額ゲットしてください!

Returned by morning star #VizADBpE|URL|
【2006/08/26 01:44】[ 編集 ]

百子さんへ

確かに、それ以来同じ髪形というのは、
機能面では大変満足しているが故だと思います。
何といっても手入れがいりません。
風呂上りだろうが、サッカーの途中で水道の水をかぶろうが、
スタイリングを気にする必要がありません(笑)。
しかし、この機能性と見た目のよさが両立しているのか、
はなはだ自信がありません…。

それにしても、旦那様、
自分ではさみでカットとは…!
ある意味、美容師さんよりすごくないですか。
美容師さんで自分の髪を上手に
カットできる人なんて数少ないと思いますよ。

Returned by morning star #VizADBpE|URL|
【2006/08/26 01:54】[ 編集 ]

オレもこないだ、はさみで切ったけど..。変だったか?
バリカンもやるけど、バリカンには刈り過ぎる-揃え過ぎるというむずかしさがある。
はさみは後ろがむずかしいし。まあ、オレはどんぶり勘定だから、なんでも。
それとお洒落というものに、嫌悪感を感じる時代的・風土的価値観から抜けきれないんんだなあ。

Returned by 暴走 #-|URL|
【2006/08/28 13:57】[ 編集 ]

暴走さんへ

ええ!暴走さんも自分でカット派だったんですか?
それもはさみで!気が付かなかったぁ。上手ですね。

>バリカンには刈り過ぎる-揃え過ぎるというむずかしさがある。

お洒落というものに、嫌悪感を感じる時代的・風土的価値観から
抜けきれていないと言う割りには、
十分なこだわりが感じ取れます(笑)。

Returned by morning star #VizADBpE|URL|
【2006/08/28 14:21】[ 編集 ]

いや、お洒落へのこだわり、 じゃなくて、
 揃え過ぎる とか 身なりをきちんとする とか、
そういうのに対する嫌悪感といった方がいいかな?

だから、ラフな格好って全部オーケーなんだな。
ジーンズをきちんと着こなす、ってのはキモなんだな(笑)。

と言いながら、

制服いいなあ、喪服たまらん、...な~んて(自爆) 

Returned by 暴走 #-|URL|
【2006/08/29 12:19】[ 編集 ]

暴走さんへ

>揃え過ぎる とか 身なりをきちんとする とか、
>そういうのに対する嫌悪感

分かります!
自分がする行為としては、気恥ずかしさ。
そういうことばかりに気を使っている輩に対しては拒絶感。
そういうの、確かにありますね。

恥ずかしながら、制服や喪服…、
これも分かっちゃったりします(笑)。

Returned by morning star #VizADBpE|URL|
【2006/08/29 13:07】[ 編集 ]












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