title:オヤジからのキラーパス

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Feeded by morning star
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渋谷に有名な立ち飲み酒場がある。2000円もあれば、腹いっぱい食って酔っ払えるオヤジたちのパラダイスなのだが、最近では女性同士の客や若者たちの姿を見かけることも珍しくはない。

昨夜隣り合わせになったのは50歳前後の男性と30代後半と思しき女性のカップルだった。雰囲気から察すると夫婦ではないように思われる。会社の同僚か、はたまたもう少しワケありな関係なのかもしれない。一人飲呑みしていると、そういうどうでもいいことをあれこれ詮索したくなるものである。

二人は生ビールにはんぺんチーズ揚げとハムカツを注文し、グビリとやり始めた。実にうまそうである。お次はゲソ天。揚げ物、揚げ物ときたが、生ビールに揚げ物は実によく合う。気持ちは分からないでもない。しかし、続いてアジフライを注文した時にはさすがに驚いた。いくらなんでもこう揚げ物ばかりでは、隣で呑んでいる俺までが胸焼けがしてくる。男性は年相応というか、それなりに脂肪がついてはいるが太っているということはない。女性の方は小柄でむしろ華奢なくらい。二人ともとても高カロリージャンキーとは思えない体つきなのだが。

「すみません」。女性が店員を呼ぶ。まさかもう揚げ物はないよな…。「かますの南蛮漬をください」。さすがにさっぱり系できたか。何となく安心している自分がいた。が、待てよ。南蛮漬といえば一度揚げてから調味液に漬け込んだもの。ここまで二人が注文した5品すべてが揚げ調理が施されたものではないか。もう1杯という気持ちもないわけではなかったが、急に過剰な満腹感を覚え、その場から逃げるようにして帰路についた。

この日俺が頼んだのは、日本酒3杯にスパサラ、ゲソ天、冷奴。これで1500円しない。貧乏呑兵衛にはありがたい店である。そう、たとえ揚げ揚げカップルと隣り合わせようとだ。



Feeded by morning star
【2011/07/13 12:55 】 Diary | コメント(0) | トラックバック(0) |












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