title:オヤジからのキラーパス

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Feeded by morning star
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昨日、日帰りの出張で新潟県村上市に行ってきた。東京駅から新幹線に乗り込むと、お決まりの列車案内のアナウンスが。「この列車は、9時12分発、新潟行き新幹線MAXとき313号。次の停車駅は新潟です」。なんと!直行列車ではないか。新潟までひと駅も止まらないのである。新幹線にこんなダイヤがあるとは知らなかった。寝台列車を除けば、おそらく日本でいちばん遠い距離を結ぶ直行列車ではないだろうか。そんなわけで、俺は東京駅を出てから、新潟で特急に乗り換え、わずか2時間半で村上の地に降り立っていた。

村上と言えば、なんといっても鮭料理である。何でも、江戸時代に世界で初めて鮭の増殖事業を始めたところということで、この地では鮭のありとあらゆる部位を使って、さまざまな料理に仕立てる。その種類は100にも及ぶという。仕事の前にまずは腹ごしらえということで、小奇麗な料理屋でそのいくつかを味わうことにした。いやぁ、さすが。どの料理も旨い。加えて鮭というひとつの素材からつくったとは思えないほど味のバラエティが豊かで飽きさせない。さすが「鮭文化」の街である。

大満足の昼食を終え、仕事に向かった先で、ある人と出会った。その方から村上の歴史や鮭文化について、いろいろと話を伺っているうちに、街を案内してくれるということになり、俺は彼の後に従った。それからしばらく町屋造りの和菓子屋の中や黒塀の通りを案内され、最後に辿り着いたのは、何と彼の自宅であった。歴史を感じさせる趣きのある邸内に招き入れられ、そこでもまた、何種類もの鮭料理でおもてなしを受けることとなった。中でも珍しかったのが、塩引きし熟成させた鮭の身をほぐし、米糀を加え、それにアザミを刻んで混ぜたものを2年間寝かせたという鮨葅(きそ)という発酵食品。これが、また旨い。口に含むと、奥行きの深い複雑な旨みと品のよいほのかな酸味が口腔に広がる。清涼感のある清楚な香りはアザミに由来するものか。村上の鮭文化の奥深さに感嘆させられるとともに、すばらしい文化を有する村上の街を気に入ってもらいたい、好きになってもらいたいという彼の思いがひしひしと伝わってきた。

その後、彼の家を辞し、帰りの列車までの時間を利用して、工芸品店に立ち寄った。あれこれと見ているうちに、駅へと向かう時間になったのだが、今度は何と店主が駅まで車で送ってくれると言うのだ。つくづく村上の人は優しい。人当たりが柔らかく、ホスピタリティに溢れている。実は村上を訪れるのは2回目なのだが、今回の再訪でいっぺんにこの地が気に入ってしまった。「また、村上にお越しくださいね」との見送りの言葉に「必ず来ます」と応えた言葉に微塵も嘘はない。ぜひ、今度は家族を連れて訪れたいものだと思った。

こうして日帰りの出張を終え、東京駅に降り立ったときには20時を回っていた。俺は、土産を片手にいつもの店に立ち寄った。店に入ってみると常連さんに混じって見知らぬ若いカップルの姿が。何でも韓国から旅行でやってきた夫婦だと言う。この旦那の方がやたらと愉快な男で大いに話が盛り上がった。お互いに相手の母国語は理解できないのでとりあえずコミュニケーションは英語でということになったのだが、何と言っても韓国と言えばKonglish(Korean+English)で知られる国。その英語がかな~り怪しい。とはいえ、こちらだってJanglishに過ぎない。その怪しさでは負けてはいない。会話というより、ほとんど単語でコミュニケーションという状態だったのだが、これがまた不思議なぐらい良く通じるのである。多分、彼とあの店の常連さんの波長が合っていたのだと思う。常連さんの一人が自分が注文した料理を「食え」と差し出すと、今度は彼が焼酎のボトルをオーダーして店の客みんなに振舞い酒。それもストレートでコップになみなみと。その合間に、お互いジョークの飛ばしあいで大笑いの連続だった。つくづくとコミュニケーションとは不思議なものだと実感した。同じ日本人同士なのに会話ができない相手っているものなぁ。この夫婦、ソウルで韓国料理店を経営しているという。「ソウルに来た際には、ここにいるみんな、タダで飲み食いさせるから、ぜひ立ち寄ってくれ」と言ってくれた。

それにしても、いろんな人に出会い、たくさんの温かいもてなしを受けた1日だった。少々せわしく、駆け足ではあったが、歓びの多い47歳最後の日だった。




Feeded by morning star
【2006/10/19 15:02 】 Diary | コメント(9) | トラックバック(0) |

もしかして今日はお誕生日ですか?
おめでとうございます。
47歳の締めくくりが素敵な一日でよかったですね。
またいいスタートが切れましたか?

Returned by ともちゃん #-|URL|
【2006/10/19 22:33】[ 編集 ]

ともちゃんへ

ぎりぎりで昨日になってしまいましたが、はい、誕生日でした。
昨夜は、たまたま用事があって出てきていた父のおごりで
一家そろってご馳走を振るまってもらいました。
本来祝ってもらうべき立場の私よりも
息子をはじめとした家族のほうがエンジョイしていたようです。
まずます、いいスタートといっていいのではないでしょうか。

Returned by morning star #VizADBpE|URL|
【2006/10/20 00:05】[ 編集 ]

ってことは・・・・
あ゛~~~昨日が終わってしまったけど

はっぴぃ・ばーすでぇ~~♪

人との素敵な出会いを糧に、ますます充実した年を重ねてくださいませ。

Returned by さっち #2Q1Nccu2|URL|
【2006/10/21 01:59】[ 編集 ]

ちょっと遅れましたが、お誕生日おめでとうございます。
お~48歳ですか、私の兄と同じ年です。
素敵な人達の出会いがいいプレゼントになりましたね。
これからもシャープなオヤジ節を楽しませてください。

Returned by マスター(治療中) #-|URL|
【2006/10/21 02:19】[ 編集 ]

お誕生日おめでとうございます。遅れましたが。
私の場合、誕生日とクリスマスと息子の誕生日で忘れられています。

いろいろな地方の方とのコミュニケーション、また世界の方まで言葉って重要ですね。近所ではなかなかうまくコミュニケーションがとれないのに旅行では見知らぬ人とすぐに意気投合してしまうこともあります。英語ができるっていいですね。わたしの場合、ちょっと山口弁がしゃべれるくらいです。

Returned by ラビット #-|URL|
【2006/10/21 09:45】[ 編集 ]

みなさんへ

バースデーメッセージへのお礼、遅れて申し訳ありませんでした。
どうも、ありがとうございます。
5回り目の人生がんばります。
回り終わると還暦です(笑)。

Returned by morning star #VizADBpE|URL|
【2006/10/23 10:49】[ 編集 ]

さっちさんへ

>人との素敵な出会いを糧に、ますます充実した年を重ねてくださいませ。
そうですね。ある意味、出会った人に育てられているようなものですものね。

Returned by morning star #VizADBpE|URL|
【2006/10/23 10:53】[ 編集 ]

マスターさんへ

>これからもシャープなオヤジ節を楽しませてください。
恐縮です、これからも駄文にお付き合いください。

Returned by morning star #VizADBpE|URL|
【2006/10/23 10:53】[ 編集 ]

ラビットさんへ

>私の場合、誕生日とクリスマスと息子の誕生日で忘れられています。
す、すごいですね。みんな一緒なのですか?
それとも誕生日が近いのでしょうか?

>わたしの場合、ちょっと山口弁がしゃべれるくらいです。
そちらのご出身でしたか。
私の讃岐弁も英語に劣らず怪しいです(笑)。

Returned by morning star #VizADBpE|URL|
【2006/10/23 10:56】[ 編集 ]












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