title:オヤジからのキラーパス

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国分寺崖線というのがある。国分寺近辺から多摩川台公園あたりにかけて連続する河岸段丘で、武蔵野台地が多摩川に削り取られて形成されたものだ。段丘と低地の境目には、緑地や変化のある坂道、地下水が湧き出ている場所が多く存在する。そのうちのひとつ、国分寺近くにある真姿の池湧水群、お鷹の道を見に行こうかと計画していたところ、いつもの横丁の常連さんから「国分寺崖線のひとつ下層にあたる立川崖線でも湧水が織りなす美しい自然が見られる」との情報が。どうせならいっぺんにそのふたつを見てやろうと思い、ポタリングに出かけた。

いつものコースを使って登戸に出る。矢野口まで遡り、多摩川原橋を渡る。しばらく左岸を走り是政で府中街道に入る。

府中競馬場西口
府中競馬場正面口
途中、府中競馬場の横を抜ける。西門場外には飲食店が並び、予想紙を片手に朝酒をやっている人の姿も。昔は俺もこんなことやったこともあったなぁ。けれど、もうかれこれ15年近くも馬券は買ってない。何しろ、ちっとも当たらないもので(笑)。ついでなので正門にも回ってみる。まだ第一レースも始まっていないが、次々と競馬ファンが集まってくる。中にはハイヤーで乗り付ける人も。白のロングコートに中折れ帽。そのスジの方か…?案外、馬主なのかもしれない。

谷保天満宮
旧甲州街道を経由して、関東最古の天満宮であり、関東三大天神のひとつである、谷保天満宮に到着。

谷保天満宮参道
ふつうの神社では参道を登った先にお社があることが多いが、ここは参道を下る。この段差が立川崖線の一部にあたるのだろう。

谷保天満宮内湧水
境内に下りると、階段わきの崖から湧水が。これがこの日初めて見た湧水だが、この後幾多の湧水を目にすることになる。

谷保天満宮本宮ちょうど七五三の季節ということもあり、境内は多くの家族連れでにぎわっていた。俺も受験生の息子のためにお参りし、、お守りを買い求める。国分寺崖線巡りのポタリングに立川崖線も加えたのには、こんな目的もあったりする。

厳島神社
鯉
天満宮の裏門を出たところにも湧水が。湧水の中を鯉が気持ち良さそうに泳いでいる。

ハケ
天満宮から少し行くと、田んぼと畑が広がる、典型的な日本の田園風景が見える。その平地部と段丘の境目。向こう側の草の下から湧水が染み出しいて湧水路をつくっている。こうした崖のことをあたりの方言でママとかハケというらしい。

ママ下湧水
ママ下湧水公園。ママから湧水が湧き出でている。この湧水の左側の階段から降り来てきたおばちゃんが赤い蕪のようなものをこの湧水でじゃぶじゃぶと洗っていった。このあたりでは今も湧水は農業用水であり、生活用水であるのだろう。

矢川おんだし
湧水を集めて流れる矢川(右側)とママ下湧水からの流れ(左側)が、多摩川から取水した府中用水と合流する「矢川おんだし」。近くには水遊びやザリガニ釣りを楽しむ親子の姿も。水のある風景は心を癒してくれる。

足
この清らかさと冷たさが、心地いい!!

古民家
古民家内部
農機具
近くには古民家を保存した施設も。典型的な昔の農家の家屋だな。昭和40年代は父の実家もこんな感じで残っていた。

矢川緑地
近くの矢川緑地にも足を延ばしてみる。ここにも湧水が滾々とあふれている。公園として過度に手を入れてない感じがいい。

国分寺
立川崖線がつくり出す風景を楽しんだ後は、国分寺へと向かう。このあたりの地理に疎いので、何度もスマホで現在位置を確認しながら、ようやく到着。国分寺崖線下に位置する、このあたりにも湧水が多いらしい。

お鷹の道
お鷹の道2
お鷹の道3
国分寺崖線から流れ出た湧水が小川をつくり、その小川沿いに遊歩道が作られている。江戸時代、国分寺付近は尾張徳川家のお鷹場だったことから、この遊歩道をお鷹の道と呼ぶらしい。民家の間を縫うような細い遊歩道で、夏にはホタルの姿も楽しめるという。

真姿の池湧水群
お鷹の道へと連なる、真姿の池からの流れ。

真姿の池
鯉2
真姿の池。湧水の中に祠が祀られている。ここにも鯉の群れが。

国分寺崖線
この急な崖の下からも湧水が湧き出している。このあたりは写真やスケッチを楽しんむ人の姿が多い。ノートや地図を片手に自然観察を楽しんでいるグループもいる。「お鷹の道・真姿の池湧水群」は、環境庁の「全国名水百選」に選定されているそうなので、案外、人気の散策コースとなっているのかもしれない。

ここからは野川沿いを下ることにする。野川は日立製作所中央研究所敷地内の「大池」と真姿の池を源流に、国分寺崖線からの湧水を集めて流れる。野川沿いを走るということは、国分寺崖線下の谷間を崖線をなぞるように走ることになる。

野川
水車
水道管
野川沿いの歩行者・自転車専用道路は、サイクリングロードとしては道幅は狭く、幹線道路でコースが寸断されているところも多く、あまり走りやすいとはいえない。ところどころにモニュメントがあったりするが、武蔵野公園や野川公園以外に見どころという見どころもない。ただただ、崖線の高台を左側に感じながら走る。

調布飛行場
野川すぐ近くの調布飛行場で気分転換。小さいけれど搭乗口や到着口もあり、一応「空港」の態をなしている。写っているのは駐機エリア。飛行場の向こうには、味の素スタジアムが見える。

二子玉川
二子玉川付近で多摩川と合流。この後、丸子川沿いを丸子橋まで走り、さらに国分寺崖線をなぞり続ける。これで、国分寺から多摩川台公園まで、国分寺崖線をほぼ走り切ったことになる。崖が開発を妨げているせいか、国分寺崖線周辺は都会の割に自然が多く残されていた。

丸子橋を渡って、日吉、綱島を抜け、久しぶりに鶴見川SR経由で家にたどり着く。気が付けば100km近く走っていた。心地よい疲労感が体中に広がる。おかげで夕飯がうまかった。

国分寺崖線 2014.10.26(Sun)

走行距離:97.36km 走行時間:5時間35分 平均時速:17.4km/h

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【2014/10/27 22:12 】 Pottering | コメント(0) | トラックバック(0) |

日曜日の朝、9時過ぎに家を出て、3時過ぎには帰宅できるよう、コースを組み立てて自転車にまたがった。今回のポタリングの目的は、都内有数の直線道路、荒玉水道道路を走ってみることだった。荒玉水道とは、大正時代から昭和中期にかけ、多摩川の水を砧から野方と大谷口に送水するために使用された地下水道管のことで、当初の計画では大谷口の先の荒川まで伸ばす予定だったそうである。それで荒(荒川)玉(多摩川)水道というらしい。その荒玉水道の砧から梅里までの地上部分を道路として整備したのが荒玉水道道路だ。その荒川水道道路を端から端まで走って、その後、下高井戸、駒沢、新丸子、綱島と抜けて帰宅するというのが今回のルート。

水道道路1
新百合ヶ丘から津久井道に出て、多摩川水道橋を渡り、砧浄水場に到着。ここが約10kmにおよぶ直線道路の始まりとなる。

水道道路2
道路は砧浄水場の正門から真っ直ぐに伸びている。浄水場の正門から振り返るとこんな感じ。

水道道路3
道路下には水道管が埋設されており、その保護のために4t以上の大型車両の通行は規制されている。道路のところどころに、大型車両の進入を防ぐポールと注意看板が立てられている。

水道道路4
途中、環八に遮られて直進できないところが。近くの横断歩道を捜して再び直線道路に戻る。

水道道路5
ただただ真っ直ぐな道だが、その表情は場所によって異なる。ここは桜上水駅近くの踏切。いくつもの幹線道路、線路、川を横切りながら、道は続く。

水道道路6
道は真っ直ぐだが、決して平坦というわけではない。

水道道路7
こんな桜のトンネルもある。

水道道路8
妙法寺の横をすり抜け、環七に突き当たったところで、直線道路は終わり。高円寺陸橋のすぐ近くである。

善福寺川緑地
直線道路を満喫した後は、善福寺川緑地へ。善福寺川の両岸に広がる緑地で、敷地内にはグラウンドや野球場もある。家族連れでバーベキューを楽しむ姿も見られた。なかなかいい公園だ。木漏れ日の中を、のんびりと進む。

公園を抜け、飲み物を買いにコンビニに立ち寄った時のことである。あろうことか、財布を忘れてきたことに気付いた。ドリンクボトルのドリンクは底をつき、昼飯も食べてない。小さなパニックの末、ようやく近くに住む知人の存在を思い出す。電話を入れたところ、所用で吉祥寺にいるという。予定していたコースからは外れるが、現在地からは5、6kmのところ。喜び勇んで、吉祥寺へと向かう。無事落ちあえて、お金を貸してもらえたときには、知人の姿が菩薩様に見えた。

借りたお金で昼飯をすませ、帰路につく。新丸子へ回るルートはあきらめ、三鷹、調布と走り、矢野口から鶴川街道を経て柿生へというルートに変更。

深大寺祭り
途中、深大寺近くでお祭りに遭遇。太鼓・神輿・お囃子がにぎやかに練り歩いている。帰ってから調べてみたところ、深大寺周辺の五つの地域が集結して行われる、青渭神社の秋の例大祭とのこと。珍しい風景に遭遇できたのも、財布を忘れてコース変更を余儀なくされたおかげといえばおかげか。

矢野口
多摩川原橋の上から。川面を渡る風が心地いい。水分補給も食事もできていなければ、この景色もきっと違うものに見えたに違いない。このあと黒川の坂を越えて無事帰宅することができた。

家についてシャワーを浴び、明るい時間から酒を呑み始める。やがて食卓に夕食が並び始める。好物のカキフライや茶碗蒸しもある。そう、この日は俺の誕生日。危うくとんでもないバースデーになるところだったが、知人には本当に助けられた。いろんなことがあった分、思い出に残る誕生日となった。50数年、ひねくれて生きてきたけど、幾多の道路や線路、川を横切りながら、ただひたすら真っ直ぐに伸びる直線道路のあの潔さは心地よかった。

荒玉道路 2014.10.19(Sun)

走行距離:70.04km 走行時間:4時間6分 平均時速:18.0km/h



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【2014/10/20 22:29 】 Pottering | コメント(0) | トラックバック(0) |

先の三連休の中日12日のこと、翌13日には台風19号襲来が予測されていたので、それに先んじてポタリングに出かけてきた。目指したのは東急多摩川線の多摩川、沼部、鵜の木あたり。実は20代の後半、俺は当時多摩川園駅近くに住んでいた彼女の家にほぼ毎日のように入りびたり、半同棲生活のようなものを送っていた。目蒲線と呼ばれていたそのあたりの沿線は、当時の散歩コースでもあった。そこへ久しぶりに出かけてみようかというわけである。ちなみに当時一緒に暮らしていた彼女とは、今の妻である。

自宅を出て、麻生川沿いに走って柿生で津久井道に出る。多摩水道橋を渡り、多摩川サイクリングロードをしばらく走り、丸子川へと向かう。丸子川は多摩川台公園あたりで多摩川に合流するまでのほぼ全区間、道路が並行して走っているのだが、交通量も少なく、多摩川SRよりずっとも走りやすい。これは使えそう。

途中、トイレ休憩に寄った玉川病院の近くで、時々渋谷の横丁でお酒の席をご一緒させてもらっているご夫婦に偶然遭遇。そういえばこの辺に住んでいるとは聞いていたが、まさか会うとは思わなかった。ご夫婦の子息がサッカーの練習中とのことなので、近くの公園に行ってしばらく練習を見学。その後、再び丸子川沿いを走り、多摩川に到着した。

多摩川駅前
久々に訪れた多摩川は駅こそ新しくなっていたが、周辺は当時よりさびれた感が否めない。このあたりにいたころには駅名は「多摩川園」だった。その昔ここに多摩川園遊園地があったことに由来したものだが、当時、遊園地はすでになく、代わって多摩川園ラケットクラブがあった。その跡地も現在は何やら宗教団体の施設となっているようで、駅名も「多摩川」となっている。近隣住民以外の人が訪れる機会が減って、駅周辺も寂れていったのだろうか。駅前のパン屋さんのカレーパンが好きだったのだが、その店ももう閉店している。

多摩川1
駅から堤の方へ向かってみると、川遊び客を相手に釣具や雑貨を売っているお店は健在だった。その昔、このあたりに建ち並んでいた雑貨屋で花火を買って河原で遊んだ、遠い記憶が甦ってくる。隣にはおしゃれなカフェもできていた。新旧のコントラスが面白い。かつて、ここには観光客を相手に焼そばやイカ焼き、ビールなどの飲食を供していた店があったように記憶している。このカフェはそれをリノベーションしたものなのかもしれない。

多摩川2
丸子橋のたもと近くのこのあたりには、その昔、ボート乗り場があった。数年前に子供をボートに乗せてやろうとここへ連れてきたときには、すでになくなっていた。季節が春めいてくるとなぜかボートに乗りたくなって、妻と二人で陽光きらめく川面を愛でたのも、はるか昔の思い出だ。

桜坂1
昔住んでいたあたりをぐるりと回って、桜坂へ向かう。桜の季節の喧騒が嘘のように、ひっそりとしている。福山雅治の歌がヒットするまでは、桜の頃でも今のようには混んでいなかった。

桜坂2
坂の上にかかる橋から見下ろすと、こんな感じ。まさに桜のトンネルだが、それほど長いものではない。

桜坂3
坂下から見上げたところ。桜坂を後にし、ここから下って六郷用水路へと向かう。

六郷用水とは江戸時代初期に六郷領の灌漑を目的として開削された農業用水路で、現在はその大部分が埋め立てられたり、雨水用の下水道となってしまっている。先の丸子川は数少ない六郷用水の跡らしい。

六郷用水4
六郷用水1
六郷用水2
六郷用水3
多摩川から鵜ノ木あたりでは、付近の湧水を使って用水路が再現されていて、流れの中を鯉が悠々と泳いでいる。多摩川の河原や堤と並んで、桜坂からこのあたりを巡る経路も好きな散策路のひとつだった。懐かしい。

三ちゃん食堂
再び多摩川にとって返し、丸子橋を渡って新丸子の「食堂」に向かう。もっぱら「呑み」で利用されている例の「食堂」である。今回は、自転車できているので、呑むのは断念してラーメンをいただくことに。この「食堂」で酒を呑まなかったのは初めてだ。なかなか、うまい。このチャーシューで酒を呑みたい。目の前の女子二人は、昼間から天ぷらの盛り合わせ、まぐろ刺し、アジフライを肴にうまそうにビールを呑んでいる。目の毒だ。さっと平らげて、帰路についた。

そういえば、今回のポタリングでは、昔時々二人で行った銭湯が見つけられなかった。多分なくなってしまったんだろうと思う。大切な思い出を纏ったものが少しずつなくなっていくのは、寂しいものだ。歳を取るとは、こういうことなのか。

桜坂・六郷用水 2014.10..12(Sun)

走行距離:63.61km 平均時速:17.1km/h



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【2014/10/20 15:08 】 Pottering | コメント(0) | トラックバック(0) |

アメリカのIT大手のアップルとSNS最大手のフェイスブックが、女性社員に対する福利厚生の一環として、将来の出産のために行う卵子凍結にかかる費用を負担することになったという。優秀な女性の人材確保という狙いがあるそうだが、世界に名だたるIT企業としては自己矛盾をはらんだ対応のように思える。

自宅に居ながらにしてビジネスに取り組めたり、最新技術により家事の負担を軽くしたり、ITによってもたらされるという夢のような世界は所詮は絵空事だったということか。働けるときに働かせて、会社に必要でなくなった時に子供がつくれるように援助するというのは援助なのだろうか。ここはひとつ、世界の最先端をいくIT企業ならではのモデルケースを見せてほしかった。



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【2014/10/16 22:25 】 News | コメント(0) | トラックバック(0) |

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