title:オヤジからのキラーパス

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Feeded by morning star
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日本でブルーギルやブラックバスといった外来種の淡水魚による生態系への影響が問題になっているのと同様、アメリカ合衆国のアパラチア山脈南端に位置するグレートスモーキー国立公園でも外来種の蔓延に頭を悩ませているという。こちらの場合の外来種とは、レインボー・トラウト。いわゆるニジマスだ。20世紀初めにアメリカ西部から持ち込まれたという。レインボー・トラウトは、大型で攻撃的であることから、在来種であるブラック・トラウトが駆逐され、一時はその数が4分の1にまで減少したらしい。

そこでかの地の人々も対策に乗り出したのだが、その方法というのがすざまじい。何と、渓流の上流から強力な薬品を流し、レインボー・トラウトを全滅させるというのだ。もちろん、それだけの薬だから、他の生物にまで影響が及ばないわけはない。そこで今度は、下流でまたしても薬品を流し、中和させるらしい。そうやって薬品を流した翌年、レインボー・トラウトの全滅が確認されると、ブラック・トラウトを放流するという。渓流ごとに、こうしたことが1976年から続けられているらしい。

いやはや。やることが徹底しているというか、大げさというか…、はっきり言って馬鹿げている。レインボー・トラウトを根絶やしにするために、他の生物にまで影響を及ぼす薬品を使うそのこと自体が、生態系の破壊ではないか。そのような極めて不健全な方法で“製造した”生態系が、果たして健全な生態系といえるだろうか。しかも、それを実施しているのが、国立公園局の魚類生態学者たちだというのだから、呆れ返る。

エコだ、環境保全だ、と騒ぐ輩の中には、時に目的のためには方法を選ばない、こういう狂信的で、盲目的で、独善的で、排他的なのがいる。そもそも自然とは何なのか。そして、その中で生かされている人間のあり方とは。そういうことを考えもせずに、単に外来種を絶滅させることをもって正義とするのは、余りにも独りよがりで傲慢ではないか。そもそも、そういうことをやっている彼ら自身が、北米大陸においては外来種ではないか。


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Feeded by morning star
【2009/07/13 13:42 】 Diary | コメント(2) | トラックバック(0) |

俺がよく顔を出す横丁は、同じ間口の店が軒を並べ、小さな路地にさまざまな電飾看板と暖簾が氾濫し、いかにも呑み屋街という風情を醸している。この季節、風を入れるために大きく開かれた店の入口に、小粋に染め上げられた暖簾が揺れる様はなかなかに良いもんだ。

暖簾には、風や光が直接中に入らないようにするという、機能的な役割がある。加えて、屋号・商号や家紋などを掲げた看板として、また、営業中であることを示すサインとしての機能も果たしている。さらに暖簾は、店の「中」と「外」を分ける仕切りであると同時に、「自」と「他」の境界として両者を結ぶ、「結界」でもある。

このように、ただの布切れ以上の役割と意味合いを持つ暖簾だが、先日、いつもの横丁をぶらついていて、妙な「暖簾」を掛けた店を見かけた。何とその店では、暖簾の代わりにレース地のカフェカーテンを代用しているのだった。屋外に掛けられたカフェカーテンというものに、初めてお目にかかった。確か、つい最近まではごく普通の暖簾が掛かっていたと記憶しているのだが。季節柄、店頭を涼しげに見せる演出効果を狙ったのかもしれないが、それにしても、その安っぽいお洒落感覚は如何なものだろう。俺なら、店を選ぶ際にこの手の店は真っ先に除外するな。ひらひらの薄っぺらなレース地が、かたくなに俺の侵入を拒んでいるかのようにすら見える。ひょっとすると、俺のような招かざる客を遠ざける魔除けなのかもしれない。




Feeded by morning star
【2009/07/07 13:06 】 Drinking | コメント(2) | トラックバック(0) |

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