title:オヤジからのキラーパス

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日本と韓国の間で争われたWBC決勝戦は、延長10回、イチローの2点タイムリーが決勝点となって、日本が2連覇を果たした。それにしても、である。今回のWBCにおける韓国との対戦は、これで5度目。9試合のうち半分以上の試合を韓国と戦ったわけである。これは誰がどう考えても異常である。

今大会、WBC組織委員会は規定を変更し、第1ラウンドから敗者復活戦と順位決定戦という新方式を導入、同じ組から第1ラウンドを通過したチームが、第2ラウンドでも同組になるようにした。他のスポーツの大会なら、予選リーグ同組の1・2位はそれぞれ別の組、もしくはトーナメントの別ブロックに組み入れられるのが、常識である(たとえそれが少年サッカーの大会だとしてもだ)。何故、WBC組織委員会は、こんな偏った対戦になるシステムを採用したのか。

今大会、それぞれのチームが出場した試合の平均観客数を見てみると、日本は30,040人、韓国は29,391人に上る。さらに日本と韓国が直接対決した5試合に限ると、平均観客動員数は34,706人にまで跳ね上がる。これに対して、日本・韓国が出場しなかった試合の平均観客数は、わずかに16,150人。アメリカが出場した試合ですら、平均観客数は、23,231人にとどまっている。どうやら、日韓両国のWBCにかける思いには特別なものがあるようだ。

この数字を見れば分かるように、日本と韓国の出場する試合は、WBC組織委員会にとってドル箱なのである。中でも最も興行面で貢献度が高いのが、日本対韓国戦ということになる。日本と韓国の対戦は、2006年の第1回WBC当時から興行的に「おいしい」カードだった。当時、第1・第2ラウンドで計3回行われた日本対韓国戦の平均座席占有率は、何と約95%。WBC組織委員会はこれに味を占めたのだろう。観客動員が見込める日本対韓国戦を増やすことによって興行成績を残そうという魂胆が、今回のいびつな対戦システム採用の裏に見え隠れする。

仮に敗者復活戦を採用するとしても、第1ラウンドを勝ち上がったチームが1位、敗者復活戦で残ったチームが2位。同じ組の1、2位チームは第2ラウンドではそれぞれ別の組へ。第2ラウンドを勝ち上がったチームと敗者復活戦で残ったチーム2組4チームがたすきがけ方式で準決勝を。これが、常識的ではないだろうか。その方が多彩な顔合わせを楽しめる上、興味が半減する同一チームの組み合わせによる対戦は最大2試合に抑えられる。だが、WBC組織委員会にとっては、そのことこそが都合がよくなかったのだろう。

国内での盛り上がりに欠け、アメリカが出場する試合ですらさほどの動員が望めない中、WBC組織委員会にとって、大会に異常な関心を見せる日本と韓国は、興行上欠かせない大切なパーツなのである。中でも、異常な関心に異常な両国間の国民感情が絡んで勝手に盛り上がってくれる日本対韓国戦は、ウマい儲けが見込まれる。とはいえ、WBC組織委員会にしてみても、さすがに決勝戦までが日本対韓国になるとは想定外で、余計なことだったに違いない。

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【2009/03/24 17:34 】 Sports | コメント(2) | トラックバック(0) |

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