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title:オヤジからのキラーパス

いつも行くお店が、ママの都合でここ1週間ほど閉まっている。であれば、おとなしく帰宅すればいいものを、どういうわけかこういうときに限って、朝まで呑んでしまったりする(良い子は決してまねをしないように)。先週も行きつけの店の常連さんたちと行きつけではない店で「朝までコース」をやってしまったばかり。それが性懲りもなく、昨夜というか、今朝にかけてまたやってしまった。

最後にたどり着いたのは、20年ほど前に通っていた小さなショーパブ。同行していた後輩とよく行った店である。とある店で呑んでいたときに、後輩が店を抜け出し、その存在を確認してきたのだ。斥候を務めた彼から携帯に報告を受け、ほかの連中とその店に駆けつける。懐かしい…。内装は何度かやり変えたらしいが、基本的なレイアウトはほとんど変わっていない。何よりも驚いたのが、当時店のショーを仕切っていた紅顔の美少年U君がまだ在店していたことだった。その彼も今では40オーバー。「あの頃の面影は残っているね」と言い合いながらも、やはりお互い歳をとったという感は否めない。

当時、店はU君がママの片腕となって切り盛りし、けっこうな盛況を見せていた。彼の企画構成力は、若いにもかかわらず、なかなかどうして、すばらしいものだった。ノリのツボをしっかりと押さえていた。我々は彼が率いるオ○マちゃんのショーを楽しみ、大いに馬鹿騒ぎをやらかしたものだった。俺にとっての、バブル期のバブル期らしい数少ない思い出のひとつだ。だが、往年の面影はもはやない。店ではショーももうやってないと言う。普通の静かなこじんまりとしたパブといった趣である。やんちゃで、機転が利き、客いじりがうまかったU君も、今ではすっかり落ち着いている。

俺たち以外に客のいない店でU君や後輩たちとひとしきり昔話に花を咲かせ、その店を後にした。昔のようにドンチャン騒ぎをやらかすこともない。外に出ると、空はすっかり明るくなっていた。一人で人気のない駅の改札を抜ける。馬鹿騒ぎを繰り広げていたあの頃を懐かしく思い出すのと同時に、ああいう無茶はもうできないなと、ふと思った。

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Feeded by morning star
【2006/08/30 15:47 】 Drinking | コメント(22) | トラックバック(0) |