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title:オヤジからのキラーパス

今日の朝刊に、子育てを通じて「父性」を支える神経回路が育まれるという仮説が紹介されていた。研究を行ったのは、米国プリンストン大学のグループ。グループは、雄が育児をする霊長類マーモセットに着目し、育児中の雄とそうではない雄の脳の領域を比べたという。

その結果、子育て中の雄は、バソプレシンという物質を受け止めるたんぱく質が増えていたことが分かったらしい。バソプレシンは「きずな」「情愛」などとかかわりが深い信号を伝える働きがあり、この物質を受け止めるたんぱく質を増やすと、1匹の雌を好み、他の雄を攻撃するようになったという報告がある。さらに、子育てをする雄は神経細胞の細胞同士がつながる構造も密度が高くなることが分かったらしい。そのことから、父と子のきずなが強まると、子育てにふさわしいきめ細かな神経回路ができていく可能性があるのではとの仮説を立てている。なるほど、子育てが父性を育むということか。子供を育てながら、自らも父親として成長していくというわけだ。

さて、自分自身を振り返ったとき、このバソプレシンとやらを受け止めるたんぱく質は我が脳内にいかほど存在しているのであろうか。相当量あるはずと自負したいところだが、家人から言わせると「欠乏症」ということにもなりかねない。「子供は父親の背中を見て育つ」ということでは済まされないような仮説が出てきたようだが、世の父親諸君、どうしますか?



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【2006/08/21 16:52 】 News | コメント(6) | トラックバック(1) |