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title:オヤジからのキラーパス

先週末、予定されていた子供のサッカーの試合が雨のために中止になった。というか、中止にしたのは俺だけど(中止を決定し、連絡を回してもらったとたんに晴れ間が出てきたのには、正直少しあせった…)。1日の予定がなくなったわが家の4人は、久々に横浜の街に繰り出すことにした。

まずは桜木町に出て、子供の友人が入選した絵の展覧会を鑑賞。そこから歩いて、馬車道を抜け、赤レンガ倉庫へ。イベント広場では、この日からW杯日本代表の応援基地「SAMURAI BLUE PARK」が一般公開されていた。30メートル四方の大型テントの中では、宮沢ミッシェルのトークショーの真っ最中。「オーストラリアにもクロアチアにも守備面で付け込むスキがあ~るッ!!」とのこと。ま、どのチームにもあるはな。もちろん日本にも。トークショーを尻目に、日本代表への応援メッセージをカードに記入。「目指せ、優勝!!頼んだぞ、ヒデ!!!」。素人みたいなメッセージ(だけど、本音…)をしたためて投函。代りに青地に「SAMURAI BLUE 2006」と白く染め抜かれた応援フラッグをくれた。カフェでビールを呑み、隣接した屋外会場で息子をキックボーリングやスピードガン計測、的当てで遊ばせたあと、山下公園を経て中華街へ。GWの多摩川散策同様、ひたすら歩く。

朝陽門をくぐり、とりあえず、ぶらつく。朝食を遅くにとったため、お腹があまりすいていない。ちゃんとした食事は無理なので、店頭で売っている肉まんなどの食べ比べで済まそうということになった。俺にとって豚まんの最高峰は「551蓬莱」。皮だけなら神戸南京町・老祥記のそれも旨いが、トータルな満足度では断然「551蓬莱」である。果たしてここ横浜中華街で「551蓬莱」に匹敵する肉まんに出会えるのか。

人ごみを掻き分けながら目ぼしい店をあたり、肉まんをはじめ、焼豚まん、フカヒレ入り肉まん、角煮まん、黒豚まんなど、いろいろと試してみた。どの店もだいたい肉まん1個300円ぐらい。が…、どの店もその値段ほどには旨くない。「551蓬莱」の肉まんは、あの味で1個百何十円だぞ。1軒だけ、中国料理世界大会チャンピオンとやらの手になる小ぶりな肉まん(1個90円)は、分かりやすくおいしかった。普通の肉まんとは少し違って、肉団子の旨煮を中に入れた感じ。まあ、旨いには旨いのだが、それでも「551蓬莱」の豚まんに比べると、味の深み、奥行きに欠ける。お子ちゃまの味。その子供までが、「大阪のが食べたい」と言い出す始末。レベル低いぞ、横浜中華街。値段の高さは最高だけど。結局は横浜の肉まんを食べて、大阪の豚まんに思いを募らせる羽目となった。

中途半端な肉まんのせいで、お腹はすでに満杯。食事をしないとなると、とたんに中華街ではやることが少なくなる。仕方なく街を散策がてら、昔妻とデートしたことのある店を訪ねてみる。訪ねると言っても、ただその店の存在を確認して歩くだけだが、昔の佇まいのまま残っているのを見つけると、それだけで懐かしい。どの店もそれなりに旨いと思って通った店だが、今はどうなのだろう。ふと、通りで売っていた肉まんの味が脳裏をよぎる。あれが今の横浜中華街のレベルだとしたら、残念なことだ。次の機会にぜひ確かめてみたいと思う。

こうして久々に妻と横浜中華街を歩いて子連れデートを楽しんだのだが、その結果、判明したことがひとつ。彼女、思い出の店の場所をほとんど覚えていないのだ。よく女は地図が読めないというが、彼女もその類なのか…。それとも、それだけ俺に頼り切って歩いていたのか、はたまた場所も記憶に残らないほど印象度の薄いデートだったのか。ぜひとも前者であったことを祈るばかりである。



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Feeded by morning star
【2006/05/29 15:35 】 Foods | コメント(11) | トラックバック(0) |