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title:オヤジからのキラーパス

内閣府が「少子化社会に関する国際意識調査」の結果を発表した。調査対象は日本、韓国、アメリカ、フランス、スウェーデンの20~49歳の男女約1,000人ずつ。結果を見てみると、「欲しい子供の数」は各国とも「2人」が最多で、次いで「3人」とほぼ同じである。ところが…だ。

欲しい子供の数より実際の数が少ない人に、「さらに増やしたいか」と聞いたところ、欧米3か国では「希望数になるまで増やす」が最も多かったのに対し、日韓では「増やさない」がいずれも50%を超えたそうだ。子供を増やさない理由は、日韓とも「子育てや教育にお金がかかりすぎる」が最多。子供は欲しいが、つくれる環境にないという実態が浮き彫りになっている。さらに、就学前の子供の育児における夫婦の役割分担に関しては、スウェーデンでは「妻も夫も同じように」との回答が実に9割を占めている。それに対し、日韓では「もっぱら妻」「主に妻」が7割弱という対照的な結果も出た。日韓では、子育ては夫にとっても妻にとっても「苦行」であり、そこに喜びが見出せてないのではとの危惧も頭をかすめる。さらに、「自国が子供を産み育てやすいと思うか」との質問では、欧米3か国で肯定派が圧倒的多数だったのに対し、日本では否定派が過半数、韓国に至っては8割近くにのぼったそうである。

対立を煽れば、薄っぺらな愛国心なんて簡単に植えつけられる。しかし、この結果を見れば、日韓の国民がいかに自国のあり方に対して否定的に感じているかが分かる。子供を産み育てたいと思えない国なんて、国家として破綻していると思う。最近、何かと対立ばかりが目立つ日韓両国だが、どっちも大したことない。日韓の親たちは、破綻したシステムの中でわが子が勝ち残れるようシャカリキになるよりも、システムそのもののいびつさにもっと声を上げるべきだと思う。たとえ、こんなちっぽけなブログの中でも。
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Feeded by morning star
【2006/04/28 19:18 】 Politics | コメント(2) | トラックバック(0) |