title:オヤジからのキラーパス

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内閣府が「少子化社会に関する国際意識調査」の結果を発表した。調査対象は日本、韓国、アメリカ、フランス、スウェーデンの20~49歳の男女約1,000人ずつ。結果を見てみると、「欲しい子供の数」は各国とも「2人」が最多で、次いで「3人」とほぼ同じである。ところが…だ。

欲しい子供の数より実際の数が少ない人に、「さらに増やしたいか」と聞いたところ、欧米3か国では「希望数になるまで増やす」が最も多かったのに対し、日韓では「増やさない」がいずれも50%を超えたそうだ。子供を増やさない理由は、日韓とも「子育てや教育にお金がかかりすぎる」が最多。子供は欲しいが、つくれる環境にないという実態が浮き彫りになっている。さらに、就学前の子供の育児における夫婦の役割分担に関しては、スウェーデンでは「妻も夫も同じように」との回答が実に9割を占めている。それに対し、日韓では「もっぱら妻」「主に妻」が7割弱という対照的な結果も出た。日韓では、子育ては夫にとっても妻にとっても「苦行」であり、そこに喜びが見出せてないのではとの危惧も頭をかすめる。さらに、「自国が子供を産み育てやすいと思うか」との質問では、欧米3か国で肯定派が圧倒的多数だったのに対し、日本では否定派が過半数、韓国に至っては8割近くにのぼったそうである。

対立を煽れば、薄っぺらな愛国心なんて簡単に植えつけられる。しかし、この結果を見れば、日韓の国民がいかに自国のあり方に対して否定的に感じているかが分かる。子供を産み育てたいと思えない国なんて、国家として破綻していると思う。最近、何かと対立ばかりが目立つ日韓両国だが、どっちも大したことない。日韓の親たちは、破綻したシステムの中でわが子が勝ち残れるようシャカリキになるよりも、システムそのもののいびつさにもっと声を上げるべきだと思う。たとえ、こんなちっぽけなブログの中でも。
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【2006/04/28 19:18 】 Politics | コメント(2) | トラックバック(0) |

世の中には常識というものがある。が、世の中にはいろんな人がいるので、その範囲は結構広い。少しぐらい中心を外している方が、話としては面白いぐらいだ。ところがだ、これがいったん常識を超えると、激しい拒絶にあい、仕舞いには奇人扱いされかねない。

いつもの呑み屋でのこと。そのときの話題は、「目玉焼に何をかけて食べるか」ということだった。俺は醤油派。半熟の黄身に箸先でプツンと穴を開けて、醤油をタラ~リ。これを混ぜて白身のソースにして食べるのが俺のやり方。ご飯に乗っけて食っても旨い。やっぱり白米には醤油が合うしね。もちろん、ソース派という人もいる。ま、醤油上位のスタンスは譲れないが、そういう人も当然いるでしょう。ありでしょう。

話しているうちに、てんぷらをソースで食べると言い出した奴がいた。醤油派の俺には想像もつかなかった。ありえない!ところが…、ソース派のうちの何人かがありだと言う。自分もやると言う。それも揚げたてではなく、「残り物の冷たいやつに翌朝ソースをたらして食うのが旨い」などと見事にB級グルメに昇華させて自分の流儀を吹聴する。もちろん醤油派の俺は異議を唱えたが、逆に「一度食ってみろ」と約束させられる始末だ。で、後日試してみたが…、それなりに旨かった…。

その話題からは早々に退却して、「トンカツは?」と切り返してみた。もちろん少数派だろうが、必ず何人かはいる。やり返せるはずだ。ところが…。予想外の反応が返ってきた。みんな一様に「っ…!!」。つまり、トンカツはソース以外ありえないということらしい。てんぷらまで「醤油か、ソースか」という話題の対象になるというのに、トンカツは論外だと言うのだ。それには今度はこっちが、「っ…!!」。トンカツは、せいぜい「ウスターソースか、トンカツソースか」までが議論の範囲内だと言う。

揚げたてのカリカリの衣に醤油をたらして、練り辛子をチョンチョンとつけて…、サクッと噛めば、肉汁と醤油の旨みが渾然となって…。ああぁ、想像するだけで、涎が出てくるぅ…!ぐらい旨いのに。どんなにその旨さを力説しても周囲の目は冷たい。さっきまで醤油派として共闘していたやつまでが、距離を置こうとする。結果、俺は変人ということで、話はお仕舞い。

トンカツを醤油で食うことが、そんなに非常識な食べ方だったなんて…。まずい!うちの子供、トンカツをソースで食べたことないかもしれない。




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【2006/04/27 19:20 】 Foods | コメント(4) | トラックバック(0) |

今日の参院行政改革特別委員会の席上で、小泉首相は格差拡大への批判に対して「格差はどの時代にも、どの国にもある」と反論した。相変わらずコイツは分かっていない。分かっていて言っているとしたら、相当に性質が悪い。

小泉首相は、「日本は米国に比べても格差は少ない。一党独裁の中国よりも少ない」とも言ってのけたそうである。階層格差が深刻な社会問題となっている二国をあげて「それよりましだ」とは、開き直り以外の何物でもない。格差拡大への批判を利用し、開き直ることで、今の日本が抱えている問題点から視線をそらせようとしているようにさえ見える。国民みんなが貧しくても、格差が小さい方がいいとは誰も思うまい。本当の問題は格差の程度ではないのだ。収入や職業、地位といったものが固定化し、階層間移動が難しくなってきていることこそが問題なのだ。今の若者たちを支配している「がんばったところでタカが知れている」「どうせ俺たちはこんなもの」という無力感、閉塞感は、こうした階層の固定化と無縁ではあるまい。改革とは機会や競争条件の平等化でなければならず、同時に、必要最低限のセーフティーネットを備えてなくてはならない。今の日本にはそのどちらも欠けている。

首相自身、小泉家が三代にわたって手に入れた、地盤(組織)、看板(知名度)、カバン(資金)という財産と、政治屋という家業を相続した人間だ。自由で平等な競争の下、誰もがなりたい自分を目指せるような社会を構築することなど、今まで一度たりとも考えたことはないのだろう。




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【2006/04/26 19:50 】 Politics | コメント(0) | トラックバック(0) |

このブログのURLは知り合いには知らせていない。俺がブログをやっていることを知っている人にも「勝手に探して」と言ってある。俺という人間が追跡されないよう、それなりに気を使っている部分もあるので、発見したという報告はまだどこからも受けていない。おかげで俺はこうして勝手なことを気ままに書き連ねられるのだが…。

実は、知り合いのブログにチョコチョコと顔を出している。それも俺だと気づかれないように。そのうちにこっちの情報を小出しにして、「あれ…?これって…?もしかして…!」ってな具合でバレれば面白いかな、と。

ところがだ…。反対にこっちの素性がばれているふしがある。このブログも見つけられているようなのだ。最近、彼のブログで取り上げるテーマが、ここで取り上げたテーマと微妙にダブっている。偶然か…?いやいや。「あんたの隠れ家はバレてるよ」という彼なりのサインに違いない。アイツならやりかねない。なんてこった、こっちが仕掛けようと思っていたことを逆に相手にやられてる!ここまで追跡されるルートに心当たりがないでもない…。

おい!いるなら出て来い、カエル!

あ、いや…、いるなら、頼むから、誰にも言わないでくれ~!



と、まぁこんな記事で少し様子を見てみるか…。


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【2006/04/25 14:30 】 Diary | コメント(0) | トラックバック(0) |

もうすぐGWである。最近では珍しくカレンダー通りでも5連休が確保できるということもあって、海外旅行関連商品が売れ行き好調らしい。わが家の家計はいまだに低空飛行を続けているというのに、あることろにはあるもんだ。これも小泉改革とやらで広がった格差のせいか。景気のいい話を耳にするたびに、負け組気分にさせられる。

毎年、GWが終わるのをじっと息を殺してやり過ごすわが家で恒例になっているのが、GW後の週末に行くキャンプである。何といってもGW明けは、キャンプ場の予約が取りやすい。人ごみの中にテントを張らなくてもいい。気候的にもキャンプにはうってつけ。というわけで、これが数年前からの慣わしとなっている。ここ3年ぐらいは子供の友達の、こちらは貧乏ではないご家族数組もご一緒だ。

キャンプ場に到着するとともに、まずはテントの設営。それから飲酒しながらの昼食。その後は、飲酒しながらのプレイタイム。子供たちを森や川で遊ばせる。この時、彼らを徹底的に疲れさせておくことが肝要だ。夕刻が迫ると、飲酒しながら料理に取り掛かる。あたりが暗くなりかける頃には、飲酒しながらの食事となる。そしてその後が俺の最大のお楽しみ、飲酒しながらの焚き火タイムとなる。

若い頃にはキャンプ場でもない川原にテントを張り、流木や捨て置いてある机など周りにあるものを手当たり次第に燃やしたものだった。おかげで一夜明けると、テントの周りは河川清掃活動後状態に。今でも子供たちはこういう焚き火をやりたがる。大きい火が見たいのだ。仕方がないので、できるだけ少ない薪で大きく火を燃やす方法を教えてやる。で、それなりの満足感を与えて、早めに寝かしつける。昼間、存分に遊ばせた効果がここで出る。頃合いを同じくして大人たちも一人、また一人とテントの中へともぐりこんで行く。そして一人きりになってからが、本当のお楽しみタイムだ。

子供たちの焚き火の燃え残りをチロチロと燃やし続ける。残り少なくなっている薪や枯れ枝を火が消えない程度にくべながら、酒をやる。ゴーというランタンのガスの音とザーという川の流れる音以外には、時折焚き火がパチンとはじけるだけである。どんな酒でも至高の味わいになる。呑み続けていた酔いが醒め、新しい酔いが始まる。日ごろの我慢や辛抱に対するご褒美のような時間を一人きりで堪能する。やめられないなぁ。

これが貧乏な俺のGW(後)の楽しみ方。いい食材を買って、贅沢な酒を張り込んでも、海外旅行に比べればタカが知れている。低空飛行も長く続けていると、操縦が上手くなるもんだ。


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【2006/04/24 20:22 】 Hobby | コメント(2) | トラックバック(0) |

「BUFFALIN」というフリーソフトが話題になっている。単語を入力すると何でも成分解析するやつだ。「バファリンの半分はやさしさでできています」というかつての広告コピーに触発されてつくられた、ま、お遊びソフトのひとつだ。今日は、随分と理不尽な目にあって、仕事に身が入らないもんで、コイツをよっこらしょっとダウンロードしてきて、遅まきながら名前を入力して俺自身の成分解析をやってみた。

結果…。
○○の31%は苦労で出来ています。
○○の27%は毒物で出来ています。
全部の成分とその割合を表示すると、BUFFALINの仕組みを解析できる人なら本名の○○をあぶり出せるはずだから、以下は省略する。

しかし…。お遊びとはいえ、今日みたいな日にこんな結果を見ると笑えない。

明日は練習試合の後、コーチの親睦会。仲間とガッツリ呑んで、リフレッシュして、月曜日からまたがんばろう!というわけで、本日はお仕事中止。帰ります!

しかし、俺ってこんなにいさぎよかったかな?なるほど…BUFFALIN、結構効くかも。


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【2006/04/21 20:54 】 Diary | コメント(0) | トラックバック(0) |

中学時代の友人から電話がかかってきた。

まずい…!返事してなかった。

5月に開かれる中学校の同窓会の幹事が集まって、呑みながら打ち合わせをしているところだと言う。呑んでいるうちに、「あいつはどうしてる?」という話になって電話してきたらしい。返事の期日はとっくに過ぎている…。

「で、どないするん?」
「遠いし、金ないし、行けんわ」
「そりゃ、残念やのぉ。その代わりと言うたらなんやけど、ちょっと待っとき…」
「???」
「もしもし…私ですけど、分かります?」
「分かるわけないやろ、誰や」
「○○です…」
「あっ…!」


それこそ30数年ぶりにその女性の存在を思い出した。忘れもしない(忘れていたのだが…)、生まれて初めてラブレターを出した相手だ。中学1年のときに、交際を申し込んだその彼女だ。

涼しげでいかにも聡明そうな瞳。バスケットで鍛えたしなやかな肢体。バンビのような躍動感…。入学してほどなく、俺はそんな彼女の魅力の虜になっていった。そして生まれて初めてのラブレターを書いた。「君のことが好きです。お付き合いしてください」そんな芸のないストレートな内容の手紙だったように記憶している。それから1日、2日と、ドキドキしながら返事を待った。そしてその答えは…、

Yes!

ところがだ…。

いざ、お付き合いしましょうという返事をもらって俺は戸惑った。

何をすればいいの?

クラスが違うから、当然教室は別。クラブも違うから下校時間もばらばら。休みの日もお互いにクラブ漬け。中学1年生の身で喫茶店や映画館に入ることなどなど思いつきもしなかった。恥ずかしい話、どうやって付き合えばいいのかさっぱり分からなかったのである。たまに廊下ですれ違うときに眼が合ってニコっと微笑まれても、こわばった笑みしか返せなかった。付き合ってくれるという彼女がいながら、つまり…、

付き合うってどういうこと??

状態だったのだ。何してたんだ、俺!結局、彼女とはそのまま何もなく自然消滅…。純情というか、初心というか、とにかく当時の俺は、すぐに相手が望む以上のお付き合いを迫る今の俺とはまるで別人だったのだ。

「元気?」
「うん」
「幹事、大変やろ。何人ぐらい来るん?」
(久しぶりだというのに他に話すことはないのか!)
「百数十人ぐらいかなぁ」
「学年600人でそのくらいかぁ…」
(だから、そういう話がしたいのかぁ!)
「卒業してから初めての同窓会やけん、連絡の取れん人も結構いて…」
「そりゃそうや…」
(それじゃ、話が続かないぞ!)

何を話しているんだ、俺!

結局、本当にたわいもない話だけして、電話を切った。まるで中学1年生のときのように、何をすればいいか分からず、ただおどおどとして…。


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【2006/04/20 16:08 】 Woman | コメント(2) | トラックバック(0) |

昨日の夕刊にこんな記事が出ていた。高松地検の川野辺充子検事正が、就任会見で生年月日などを尋ねた記者に「女性に年齢を聞くんですか」と公表を拒んだそうである。加えて、記者会見でこの件について問われた杉浦法相は「世間では女性に年を聞くことはタブーですよ」と同情の念を示したという。

呑み屋で居合わせたおじさんに興味本位で聞かれたわけではない。地検トップという公人が、就任会見という公の場で、年齢を問われたのである。年齢はその人を知る上で、最初の大きな手がかりとなる情報のひとつだ。事実、年齢公表拒否に一定の理解を示した杉浦法相自身も、検事正の年齢は公益性が高いという記者の指摘に、「そう思います」「オープンでいいと思います」と答えたという。川野辺何某は、いったいどういう理由のもとに年齢の公表を拒んだのか。

「歳をとっているのが恥ずかしい」ということであれば、多くのお年寄りに対して失礼な話である。公的存在として自らが置かれている立場に思いが至らず、「女性に年齢を聞くことはタブーだ」という通念でしかものを考えられないのであれば、検事正としての適性を欠いているとしか言いようがない。

今まできちんと歳を重ね、相応の経験と研鑽を積んできたのであれば、年齢など堂々と答えてやればいい。俺はあまり気にすることもなく女性に年齢を尋ねるが、自分に自信を持って生きている人ほど何のこだわりもなく「○歳ですよ」と答えてくれる。川野辺何某は、ひょっとすると年齢の割にあまりに幼稚な自分が恥ずかしくて、年齢の公表を拒んだのかもしれない。



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【2006/04/19 13:37 】 Woman | コメント(2) | トラックバック(0) |

コーチをしている少年サッカーチームも新年度を迎えた。今年度からチーム代表を引き受けたせいもあって、やたらと忙しい。通常の練習や練習試合のほかにも、新入生の体験サッカーに総会、新年度の大会打ち合わせ…。せっせとこなしてきたつもりだが、まだまだ行事は続く。今週末にはコーチの親睦会の幹事もやらなければいけない。

親睦会とは銘打っているが、まあ、はっきり言って呑み会だ。わがチームのコーチは、みなさん、それなりに酒を嗜まれる。つまり、全員が呑ん兵衛。わが街は都心のターミナル駅周辺と違って、酩酊したおじさんが街を徘徊するような光景はほとんど見られない。我ら7、8人が徒党を組んで、酒を求めて夜の街を彷徨う姿は十分に目立つ。少年サッカーのコーチという立場上、あまり他の親御さんに見られたくない風景でもある。幹事として、またチームの代表としては、どんな事態になるか、今から少しハラハラ、ドキドキしている。

わがチームのコーチ陣は、そのほとんどが在校生や卒業生の父親である。わが子のためだけではなく、チームの子供たち全員のために、実に真摯に子供たちと向かい合って指導してくれている。地域の子供たちを地域のみんなで見守り、育てる、そんなチームの理念が曲がりなりにも実践できているのは、彼らのおかげといっても過言ではない。その姿には、本当に頭が下がる。

そんな仲間たちとの酒だ。旨くないはずがない。楽しくないはずがない。呑んでいると、ついうれしくなってしまう。たくさんの元気がもらえる。自分のいたらなさとも前向きに向き合える。酒呑みとしては、これ以上の幸福はない。実は、ハラハラ、ドキドキ以上に、ワクワクしているのだ。


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【2006/04/17 15:47 】 Drinking | コメント(5) | トラックバック(0) |

昨夜、いつもの横丁である人とばったりと会った。彼と会うのはかれこれ1年ぶり。開口一番、「何か、痩せたんじゃない?大丈夫?」と聞かれた。確かに痩せた。その原因が病気か何かのせいだと思ったのだろう。しかし、そうではない。痩せたのは、少年サッカーのコーチをしているからだと思う。

少年サッカーのコーチを始めて3年目になる。たかだか小学生相手のコーチなのだが、始めたころは身体的に少々きつく感じるときもあった。恥ずかしい話、筋肉痛になることもしばしば。それがだんだん慣れてきて、今では結構動ける。昨年あたりからは徐々にカラダも絞れてきたし、健康診断における血液検査などの値も軒並み改善された。週1、2回の子供相手の練習でそうなのだから、それまでの生活がいかに運動不足だったかということだ。

にもかかわらず…、あっちの方がダメなのである。最近、めっきり衰えてきた。やっぱり歳はあっちからくるんだなぁ。若いころは、バッチリだったのに。

どうやら老眼気味なのである。小さい、暗い、近い。これが、ダメだ。昔なら平気で読めたものが、読めない。CDジャケットに書かれている細かい文字が見えない。薄暗い呑み屋で手渡されたイベントの案内ハガキの地図が判読できない。満員電車の中でも平気で読めていた文庫本も、ちょっと混んできただけであきらめざるを得ない。つい5、6年前までは1.2あった視力もここのところ0.6ぐらいにまで落ちている。健康診断で唯一数値が悪化した検査項目だ。

余計につきすぎた脂肪や衰えた心肺機能も、カラダの負担にならない程度の運動習慣で、改善される。しかし、視力だけは鍛えようがない(ある?)。運動してちょっと健康になったつもりでも、カラダはゆっくりと確実に老いている。そして、どんなに嫌でも、いつかはその事実を受け入れなくてはいけない。

久しぶりに親父に会って、老眼鏡をかけているのを初めて見たとき、少なからず驚いたのを覚えている。あれはいったいいつ頃のことだっただろう。改めて親父も歳をとったんだと感じさせられたものだ。老眼鏡を使用している諸先輩方は、いつ頃、どんな状況になって、老眼鏡をつくったのだろう。

俺が老眼鏡をつくる日もそう遠い日のことではないのかもしれない。しかし、小鼻にちょこんと乗せた老眼鏡が知的で小粋に映る、ダンディな紳士になるには、まだまだ時間がかかりそうだ。人生の中で、自分の精神とカラダ、外見が、うまく調和がとれている時期というのは、あまりにも少ない。



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【2006/04/14 18:06 】 Diary | コメント(6) | トラックバック(0) |

めまぐるしく変貌する渋谷の街にあって、そこだけ昭和30年代のまま取り残されたような懐かしい雰囲気の漂う一角がある。6、7人も入れば満員になってしまう小さな店が軒を連ねる長屋のような横丁だ。外国人が足を踏み入れるようなところにはとても思えないのだが、これが意外に見かけるのだ。気軽に庶民的日本情緒が味わえる場所として、外国人向けのフリーペーパーや口コミでその存在が広まっているらしい。

というわけで、昨夜、その横丁のとある店で、外国人客と一緒になった。一人はロンドン生まれの米国人で日本語もなかなか達者。もう一人はサンフランシスコから観光に来ている彼の友人で日本語はしゃべれない。しかし、その彼も「こんばんは」「ありがとうございます」といった程度の日本語はできる。片言の挨拶でも、それをきっかけにコミュニケーションが始まる。俺も中学英語に毛が生えた程度のあやしげな英語を駆使して相手をする。うまく表現できないことは、日本語の分かる方の彼に通訳してもらえばいい。話は、京都の印象から、ゲイ文化の発祥地であるサンフランシスコのカストロ・ストリートの話題にまで及んだ。挨拶さえできれば会話が始まり、そこに伝えたいという思いがあれば、何とかコミュニケーションは成立するもんだ。

以前、会社の女性が仲間と話していたのを思い出した。
「私って英語なんて挨拶ぐらいしかできないから、英語しゃべれる人見ると、カッコイイ!って思っちゃうのよね」
英語は挨拶ぐらいとはよく言えたものだ。彼女は日本語の挨拶すら、ろくにできない。


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【2006/04/13 11:53 】 Diary | コメント(2) | トラックバック(0) |

知り合いのフォトグラファーが写真集を出した。それを記念した個展が今日から開催される。夕方からは、会場のギャラリーでオープニングパーティーが開かれることになっており、顔を出すつもりでいる。

こういうときにいつも迷うのが、何を持っていくかだ。手ブラで参上できるほど、度胸は据わっていない。花あたりが定番なのだろうが、自分が贈ったみすぼらしい花束が、豪華な花に混じって妙に目立つことだけは避けたい。こういう時に、相手に応じて気の利いた品をセレクトできるのがセンスというものなのだろうが、あいにく俺には酒ぐらいしか思い浮かばない。

この間、あるお店の開店パーティーに呼ばれたときには、「ラフロイグ」を持参した。強烈な個性で知られるアイラ島産のウイスキーの中でも、ひときわ個性的なやつだ。ひと口含むとヨードチンキに似たピート香が長い余韻を残す。すこぶる旨いと感じるか、大嫌いになるかどちらかだ。価格も、俺がいつも鯨飲している酒に比べれば、それなりに高額の部類に入る。酒の品格といい値段といい、まあ恥ずかしい手土産にはならない。

しかし、手土産は恥ずかしいものでなくても、その後の俺の行動は十分に恥ずかしい。「これ、とても個性的だけど、はまるとうまいから呑んでみて」などといいながら開栓を促し、ついでに自分もいただいてしまうのだ。何のことはない、人様のために持ってきたものを、自分で呑んでしまっているのだ。卑しいことこの上ない。この分だと、「あいつはいつもそうだ」と後ろ指を指されるのも遠い日のことではないかもしれない。人の評価がやたら気になる小心者の俺は、何を持参するか考えに考えた。

その答えは…、ラフロイグ!大丈夫だ。大義名分は、ちゃんと用意してある。考えてみれば、酒呑みが酒呑みのところへ酒を持参して大いに呑むというのは、至極まっとうなことではないか。酒呑みにとっての王道とも言えよう。

この数日間、俺は手土産のことを思案していたのではなく、この言い訳を探していたのかもしれない。



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【2006/04/10 15:12 】 Drinking | コメント(5) | トラックバック(0) |

今朝、起きると息子がカラダがだるいと訴えてきた。微熱がある。風邪か。当然、学校は欠席。出がけに「ゆっくり休めよ」と声をかけると、「新学期早々、皆勤賞の夢が破れた…」と大げさなことを言う。世の中には、学校に行きたくないという子供もたくさんいるのに、お前は偉いね。父が代りに休んであげたいぐらいだ(笑)。

その後、熱はさらに上がって39度以上になっているらしい。今日は悪所には顔を出さず、早く帰るか。息子の好きな父特製のおかゆをつくってやろう。塩で薄めに味つけした鶏がらスープでおかゆを炊いて、火を止めてから溶き卵と少量のごま油を入れてかき混ぜ、蓋をして卵にふっくらと熱が入ったら、大量の万能ねぎを振りかけて、ほい、出来上がり。いたって簡単だけど、息子は食欲の出ないときでも、これなら食べる。これで明後日の練習試合に出られるよう、しっかり治せよ!


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【2006/04/07 17:31 】 Kids & Kids' Football | コメント(4) | トラックバック(0) |

昨日とうって変わって今日はまさに快晴。いかにも春らしい陽気の中を電車は走っていた。車窓からは、まだ見ごろを保っている桜も見える。通勤のラッシュがゆるやかにほどけ、ようやく“輸送機関”から“乗り物”へと本来の顔を取り戻した車内は、どこかのんびりとした雰囲気ですこぶる気持ちがいい。が、その車内で事件は起きた…。

途中の駅から、いかにも今どきのコギャルといったいでたちの女の子が乗り込んできた。彼女は俺の向かいに席を確保すると、ポーチを取り出し、やおら化粧をし始めた。最近ではよく見かける風景である。公序良俗に関する感性が人とずれているらしい俺にとっては、さほど目くじらを立てるほどのことでもない。むしろ揺れる電車の中で見る見る化粧を仕上げていくその手際のよさに思わず見とれていた。

ファンデーションに始まり、チーク、リップ、アイブロー、アイシャドウ、アイライン…。ポーチからは次々と化粧用品が取り出され、それこそあっという間に別人がつくり上げられていく。揺れる車内で彼女がビューラーを使ったときは、さすがの俺も「危なっかしいなぁ」と眉をひそめてしまった。が、それはまだまだ序の口であった…。

まつ毛にカールをつけ終えた彼女は続いてマスカラを取り出し塗り始めた。そしてコンパクトで入念にそのできばえをチェックし、マスカラをポーチに仕舞い込む。「はい、一丁上がり!」と思いきや、彼女の化粧はそれで終わりではなかった。さらに彼女はポーチから裁縫で使う待ち針を取り出す。「…?」予期せぬアイテムの登場に、いたく好奇心をそそられる俺。俺は彼女が手にした待ち針の行き先をじっと見守る。そして、その待ち針は…、

「えっ、えええ!!」

「や、やめてくれぇーーー!!!」

なんと!彼女は揺れる車内で、コンパクトを覗き込みながらその待ち針でマスカラを塗ったまつ毛をほぐし始めたのだ!

「ひぃ~!こ、怖い!!!!」

思わずお尻の穴がキュッと締まった。括約筋は随意筋だから、正しくは俺が締めたのだが。

いたずらに想像力がたくましい俺は、つい待ち針が彼女の柔らかな角膜をプチンと突き破り、眼底へ向けてズブリと差し込まれるシーンを思い浮かべてしまう。そのイメージは振り払っても、振り払っても消えない。当たり前だ。目の前でそんなことされたら、想像するなと言うほうが無茶だ。

いったいそんな時間がどのくらい続いただろうか。彼女がすべての道具をポーチに仕舞い込み、化粧を終えたのを確認し終わったとき、俺の口からは大きな吐息が漏れた。どうやら、息もできずにその恐怖の光景を見ていたらしい。

ポカポカ陽気の中で凍りついた気分は、いまだ完全には氷解していない。こうしてブログに書いてみても、あの恐怖が和らぐものでもない。自分の小心ぶりを改めて思い知らされた朝の出来事だった。


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【2006/04/06 13:30 】 Diary | コメント(2) | トラックバック(0) |

実は、(と思わせぶりに書くほどのこともないのだが…)声フェチである。それも女性の低い声に弱い。欲を言えば、少しかすれているともっといい。番手の高い紙やすりで鼓膜をやさしく愛撫するような、ほんの少しだけざらついた低い声。行為はいらないから(何の!)、一晩中そんな声で囁かれていたいと思う。想像するだけで身震いするほど、官能的だ。

女は、容姿や性格じゃない。声だ。


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【2006/04/04 18:41 】 Woman | コメント(12) | トラックバック(0) |

先週末、家族と連れ立って花見に出かけた。行った先は、上野公園や新宿御苑、千鳥ヶ淵といった名所中の名所といわれるところではなかったが、折りしも桜は満開、天気も上々ということで、小さな公園ではあるがそれなりの人出があった。わが家族も公園の片隅にわずかなスペースを見つけ、シートを敷いて弁当を広げたのだが、中には、たった一人で大きなシートを広げている、ひと目見て場所取りと思われる“花見客”もいた。あの程度の公園ですら場所取りが必要なのだから、名所と呼ばれるところでは、その争いは相当激しいものだったに違いない。

そんな花見事情を反映したのかこんな事件も。上野公園のあるホームレスが、確保していた花見場所を第三者に1000円で譲ったことが都の迷惑行止条例第3条違反に当たるということで、逮捕されたらしい。もともと、この第3条は暴力団によるショバヤ行為を取り締まることを目的としたものだが、今回はそれをホームレスによる花見の場所取りにも適用したわけだ。法の下では、暴力団もホームレスも平等であるのだから、仕方がないといえば仕方がない。

一方、この記事では、毎年、公園管理事務所に「場所取りで金を取っている」という“情報”が寄せられていたことも紹介されている。つまり、ホームレスが手早く、手際よく場所取りをしてしまうので、「俺たちの場所が確保できない」という“苦情”があったというわけだ。今回の取締りもそうしたクレームに対応したものであることがうかがえる。

公共の場所を占有し、本来権利を有さない人間がその利用料を徴収するというのは確かに問題があると思えるが、場所の確保を代行する労力への報酬だと考えれば妥当なものであるようにも感じられる。俺にはその辺の法律論は分からない。

しかし、ホームレスが公共の場所を占有し、それを有償で譲ることに対してクレームを寄せる側の人たちは、自分たちが、年齢が若い、あるいは地位が低いという理由で、無償で花見の場所取りをやらせていること、やらされていることに関しては、問題がないと思っているのだろうか。

大勢の花見客でごった返す公園の中にポカリとあいた場所取りスペースを見ると、なんともしらけた気分にさせられる。青いシートの真ん中で一人飲みつぶれている若者を見ると、余計…。


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【2006/04/03 17:39 】 News | コメント(5) | トラックバック(0) |

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