title:オヤジからのキラーパス

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Feeded by morning star
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昨日、わが社のフットサルクラブの第2回目の練習が行われた。今回は知り合いのさすらいのプログラマーさんからの紹介で新たなメンバーも顔を見せるかもしれないとのことだった。が、あいにく俺はその若者の顔を知らない。それらしき人間がいれば声をかけてみようと思いながらコートに行くと…、いた、いた。遠慮がちにコート脇に佇む若者が。しかし、どうも格好がフットサルをやる服装ではない…。ポロシャツにハーフパンツ、しかもサンダル履きだ。手荷物も持っていない。

とりあえず声をかけてみる。「Hさんですか?」「はい…」。なんだ、やっぱりそうだったのか。「着替えは?その格好でやるの?」「…………」。うん??「ニホンゴ、ワカリマセン…」。えっ、H君じゃないの?!得意のインチキ英語で聞いてみると彼は韓国・済州島から来た観光者だとのこと。人間違いだったと謝り、小雨の降る中でフットサルを始める。プレーをしながら時折コート脇を見て、H君らしき人物が来てないかを確認する。が、そこには相変わらず雨の中で我々のプレーを観戦している先ほどの韓国人若者の姿が。そんなに俺のプレーに魅了されちまったかぁ。

休憩タイムにメンバーとともに再び声をかけてみる。「一緒にやるか?」「はい」「どうする、靴は?」「サンダルを脱いで裸足で」「OK。おいで」というようなことを身振り手振りで会話して、彼もメンバーに加わることとなった。プレーをしながら彼に声をかけてみる。「名前は?」「コウ・サンテです」「いくつだ?」「27歳です」。おお、最年少プレーヤーである。やってみると若いだけあって、さすがによく動く。しかも、これがうまい。フットボール経験者であることは間違いない。

韓国のフットボールは、ひと昔前まで徹底した少数精鋭主義の強化方針を取っていた。小学生でフットボールを始め、素質のある選手だけが中学生でもプレーを続けられる。それ以外の子供たちは振り落とされるのだ。高校生になるときにはさらにその数が絞られていく。エリートプレーヤーだけが競技を続けられるシステムだ。彼のプレーを見ると少なくとも中学ぐらいまではフットボールをやっていたのじゃないだろうかと思われる。ひょっとしたら、高校でも…。そんなサンテは、飛び入りしてたちまちキープレーヤーとして活躍し始めた。言葉は通じなくても、プレーを通してお互いの意思の疎通ができる。遠慮がちに観戦していた彼の姿は微塵もない。そのプレーぶりは十分に雄弁だった。

そうしてたっぷり2時間、みんなでフットサルを楽しんだ。帰りにサンテにロッカールームでシャワーを浴びて行けと言ったのだが、彼は再びシャイな若者に戻り、それを固辞して優しげな笑顔とともに去って行った。

こんなふうに、見ず知らずの、それも言葉も通じない人間とも、たとえひと時とはいえ、仲間になれる。それがフットボールのいいところだ。サンテにとって日本でのいい思い出になったとしたら、うれしい。こっちも楽しい時間を過ごせたよ。コマッスンニダ、サンテ。
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【2006/07/25 14:45 】 Futsal | コメント(4) | トラックバック(0) |

先週金曜日、わが社のフットサルクラブ設立以来初めての練習が行われた。当日は、気温が高く、加えて無風というかなりの悪コンディションの中での初練習となった。湿気もかなり高く、メンバーが揃うまでアップしたりボールと戯れているだけでシャツがびしょ濡れになってしまうほど。始まる前から、かなり消耗してしまった。

ようやくメンバーが揃ったのが、18時30分ごろ。それでも社外からお招きした暴走機関車フォトグラファーさんを含めて、総勢8人しかいない。仕方がないので「4対4、キーパーなし」で始めることとなった。時間は7分。間に休憩を入れて、また7分。メンバーを組み替えてまた7分。まるで蒸し風呂の中でインターバル・トレーニングをしているような状態となった。そんなこんなで7分のゲームを10本以上こなした。最終的にはメンバーも数人増えて、何とか交代要員もできたのだが、結局俺を含めた何人かは交代なしで出ずっぱりとなった。

それにしても、案外みんな、走った。途中で足がつったり、熱中症でぶっ倒れる奴がいてもおかしくないぐらいの悪コンディションの中で、時間ぎりぎりまでみんながボールを追いかけて走り切ったのには正直驚いた(俺自身のことも含めてね)。我らが完全燃焼ぶりは、ぜひ日本代表にも見て欲しかった。何しろ、全員がブラジル戦終了後のヒデ状態だったんだから。

メンバー最年長だった暴走さんも他の若い者に負けず走っていた。暴走どころか、激走だった。さすがだね。日ごろ不摂生を重ねる者はこうでなくちゃいけない、という見本を見ているようだった。やわな肉体と精神では、きちんと不摂生はできない。

フットサル後は、冷たいシャワーを浴びてクールダウン。十分に水分補給をしてカラダをリフレッシュさせてから、暴走さんと連れ立って、いつもの店へ直行!フットサルコートから、徒歩3分で到着だ。いやぁ、いいなぁ、こういうフットボール環境。心地よい疲労を覚えるカラダにゆっくりと酒を流し込んでやると、いつも以上にじんわりと染み入るのだった。


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【2006/07/18 15:06 】 Futsal | コメント(4) | トラックバック(0) |

今日、突然会社にフットサルクラブが設立された。そう突然に。きっかけは、最近、会社の近くにフットサルコートがオープンしたことにある。会社のスポーツ好きの連中が、「せっかくだからやってみるか」とそこの予約を取ったことから話が盛り上がり、W杯熱もあいまって瞬く間にクラブ設立となったようだ。

実はわが社にフットサルクラブができたのはこれが初めてではない。W杯フランス大会に日本が初めて出場した98年にも、フットサルクラブが設立された経緯がある。今と同じようにフットボール熱が加熱し、見るだけじゃなくて自分でもやろうという機運が社内で急速に盛り上がっていた。そこで俺が言い出しっぺになってクラブを設立したのだ。滑り出しは順調だった。参加者も多く、クラブとしてちゃんと機能していた。しかし、そのうちにだんだん人間が集まらなくなり、結局は会社から支給されていた活動費も30万円以上残したまま、3年目に解散させてしまった。ま、いわゆるブームに乗っかって始めたものなんてそんなもんだ。一部の人間を除いては、フットボールはまだまだ見るスポーツであって自らやるスポーツではなかった。

会社にフットサルクラブがなくなってしばらくしたころから、俺は子供のフットボールのコーチをやるようになった。時々はお父さんコーチ同士の試合もある。フットボール環境としては十分足りている。以前の経緯も知っている俺は今回の新フットサルクラブの設立に関しては傍観者を決め込んでいたのだが、いつの間にか部員にさせられていた。まだ、契約金も年棒も決まっていないというのにだ。ま、今回はクラブの責任者という立場でもない。暇なときには楽しませてもらおうかな。

前回のクラブは、会社の近くにコートがなかった関係で土日にしか活動できなかった。それも人の集まりが悪かった一因だったと思われる。今回は、会社のすぐ近くにコートがあるということで、会社帰りにフットサルができる。残業さえなければ、もしくは中抜けして再び仕事場に戻れれば、平日でも気軽に楽しむことができる。大切な休日の家族サービスの時間を犠牲にすることもない。

今週金曜日の18時。へっぽこフットサルクラブ再開のキックオフの笛が鳴る。今回も一過性の盛り上がりに終わるのか。それとも、自ら楽しむスポーツとしてフットサルがわが社員のあいだに定着していくのか。日本が初めてW杯に出場してから8年。今の日本で、フットボールはどのくらい身近な存在なのだろう。



Feeded by morning star
【2006/07/11 16:36 】 Futsal | コメント(4) | トラックバック(0) |

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